高松市の百十四銀行が行ったアンケート調査で、香川県内の企業の「景況感」が改善していることが分かりました。
香川県に本社や工場を持つ企業478社を対象に、6月7日から7月5日にかけてアンケート調査を行い、287社から回答がありました。
「景気が上昇している」と感じる企業から「下降している」と感じる企業を引いた景況判断指数「BSI」は、6月までの第2四半期はマイナス4.9でした。2期連続のマイナスですが、前の期と比べると25.3ポイント上昇し、マイナス幅は縮小しています。
また、7月からの第3四半期については8.1とプラスに転じる見通しです。百十四銀行では中国でのロックダウンが解除され、サプライチェーンの正常化への期待感が高まることが要因とみています。