健康的な食生活を送るため、地元で取れた野菜をたくさん食べようというプロジェクトの発表会が8日、岡山市で行われました。
(岡山県栄養士会/坂本八千代 会長)
「岡山県民は野菜が少し足りていません」
野菜をたくさん食べてもらい地産地消の拡大に取り組むこのプロジェクトには、食品メーカーの味の素やJA全農おかやま、スーパーを展開する天満屋ストアなどが参加しています。
厚生労働省の調べによりますと2016年、岡山県の人が1日に食べる野菜の量は平均で265gでした。厚労省の目標に約85g不足し、直近の全国平均より15gほど少ないということです。
プロジェクトでは、岡山県の野菜を使ったレシピをスーパーの売り場などに設置し、野菜の消費の拡大を図りたいとしています。
(記者リポート)
「今回考案された『たっぷり野菜の中華風サーモン漬け丼』です。岡山特産の桃太郎トマトとキュウリがたっぷりと入っています」
このメニューは、プロジェクトに参加しているくらしき作陽大学の学生が考案したもので、さっぱりとして食べやすく夏にぴったりの一品です。
(味の素 中四国支店/亀谷伸生 支店長)
「おいしそうだなということと、簡単に作れる。(県民の1日の平均野菜摂取が)350gに達するようなお手伝いができれば」