香川県高松市の屋島が誇る「夜景」の魅力を知ってもらおうと、香川大学の学生が期間限定のカフェを3年ぶりにオープンしました。
19日午後、香川大学の学生約40人が午後6時のオープンに向けて最後の作業をしました。香川大学は、屋島山上で夜景と食事を楽しめる「ちょうちんカフェ」を2016年から開いています。
高松市と連携した観光振興プロジェクトの一環で、香川の伝統工芸品、「讃岐ちょうちん」を飾り付け夜景を引き立てます。約500個のちょうちんは、ほとんどが学生たちの手作りで、8月5日にオープンした交流拠点施設「やしまーる」にも飾り付けました。
「ちょうちんカフェ」は新型コロナウイルスの影響などで2020年と2021年は中止したため、3年ぶりの開催です。
(香川大学 経済学部[3年生]/田井涼子さん)
「本当に率直に、3年ぶりに開催できてうれしい。来てくださった方々が温かい気持ちになって帰っていただけたらうれしいなと思います」
ちょうちんカフェでは、特製のフルーツサンドや瀬戸内レモネードなどが楽しめます。また、お店の横では、自由にデザインを描いて讃岐ちょうちんを作れるワークショップも行われています。
ちょうちんカフェの営業は午後6時から午後9時までです。20日と26日、27日にもオープンします。