競泳のオリンピック銅メダリスト、寺川綾さんが香川県の中高生を指導しました。
高松市で行われた練習会には9月の国体に香川県代表として出場する中学生と高校生合わせて16人が参加しました。
講師の寺川綾さんはオリンピックに2度出場し、2012年のロンドン大会では100メートル背泳ぎと400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得。現在はスポーツキャスターも務めています。
寺川さんは、選手たちの泳ぎを見ながら、「勝つためには自分の体や感覚を知ることが大切」などとアドバイスしていました。
(ロンドン五輪・銅メダリスト/寺川綾さん)
「私がジュニアの頃に必ず心掛けていたこと、予選泳ぐよね、(そこで)両隣に負けない、これは最低限自分のルールとしてやっていました。自分のタイムも大事だけど勝たないと次に進めないから」
この練習会は全国のトップ選手の育成・強化を行うために日本水泳連盟が全国で初めて行いました。
(高松北高校/北村昴大 選手)
「テレビで見る感じでめちゃくちゃ熱い人かと思っていたら、熱いんですけどすごく優しくて、的確にアドバイスもくれるような人だった」
(高松桜井高校/中西美優 選手)
「負けず嫌いな所が見るだけでも伝わってきて。これからの練習の意識を変えようと思うきっかけになりました」
(ロンドン五輪・銅メダリスト/寺川綾さん)
「自分に自信を持って堂々とスタートの位置に立てるようなそういう選手になってほしいので。気持ちの持ち方とか、考え方とか、そういうところも伝えさせていただいたので、ぜひそれを国体で実践してほしいなと思います」