水際対策の緩和によって外国人観光客が増えることに備えて、接客のノウハウを学ぶ研修会が香川県高松市で開かれました。
この研修会はインバウンドに対応できる人材を育てようと、観光庁が2021年度から始めた事業です。海外からのツアー客などを担当している国認定の通訳が講師を務めます。
県内の宿泊施設や観光施設の接客担当者らが参加し、さまざまな場面で使える専用のコミュニケーションシートや翻訳アプリを使いながら、簡単な言葉で必要な情報を伝えることの大切さなどを学んでいました。
外国人観光客の受け入れについて政府は今後、1日の入国者数の上限撤廃や個人旅行の解禁など水際対策を緩和する考えを示しています。
(受講者は―)
「難しく伝えるのではなくて、シンプルに簡単に使えるいい講座だと思う」
「これから戻ってくるインバウンドのお客様に、おもてなしができるようなコミュニケーションが取りたいと思う」