岡山後楽園で地元の小学生が稲刈りを体験しました。
収穫の秋がやってきました! 稲刈り体験に参加したのは、岡山中央小学校の5年生、約120人です。
子どもたちは6月にもち米の「若草もち」の田植えを行っていて、4日は育った稲を刈り取りました。鎌の使い方を教わった後は、さっそく田んぼの中へ。
(記者リポート)
「強い日差しが照りつける中、児童たちが稲刈りに挑戦しています。みんな慣れてきたんでしょうか。テンポよく進んでいます」
刈り取った稲を大きな束にして天日干しにします。
(作業を指導した人は―)
「これね、2つに分けて掛けます。2つに分けるときに、太いのと細いのと。こっちは自分の手で握れるくらい。太いのはこれくらいにして、ここに掛けてください」
この「はぜかけ」と呼ばれる天日干しの作業を行うことで、米の旨味が増すことを学びました。子どもたちは汗を浮かべながら一生懸命、作業をしていました。
(体験をした児童は―)
「楽しかったです」
「1、2、3で刈るときに、サラサラって音がしたのが気持ちよかったです」
「(Q.できたもち米で何が食べたい?)餅。餅つき。家庭科の時に作りたい」
4日の収穫で100kgほどのもち米ができる予定で、県や学校などに配られます。