高松市で開かれた新商品の発表会。全てに香川県産の小麦「さぬきの夢」を使っていて、中でもスイーツに注目です。
パウンドケーキに、砕いたしょうゆ豆が入ったクッキーなど。新商品発表会では、県内の菓子店などが開発した14の商品が紹介されました。これらには全て県産小麦「さぬきの夢」が使われています。
さぬきの夢は県の農業試験場がうどんのために開発したもので、2021年は過去最高の約9170tが収穫されました。
高松市の洋菓子店「サンファソン」のシフォンケーキは、さぬきの夢を使って柔らかさや軽さを出しています。
さぬき市の洋菓子店「Ainaふろーりあん」のクッキー「さぬきの夢のつづき」は、和三盆ベースのものと、香川本鷹がのったものの2種類があります。食べ比べてみると――。
(荻津尚輝リポート)
「和三盆糖の優しい甘さと、口に入れた時にしっとりホロホロっとほどけていく感じがおいしい。今度はこちら(香川本鷹がのったもの)の甘くない方をいただきます。結構スパイス効いていますね。ゆっくり食べるとほのかな甘さを口の奥の方で感じます」
11月2日に発表された商品の多くは、今後それぞれの店などで販売されます。
(香川県/池田豊人 知事)
「小麦を使った商品がたくさん全国世界の方に売れることで、県の経済の拡大を期待している」