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中学生ながらTリーグにも出場 岡山の卓球少女・面手凛選手「将来はオリンピックに」【こどもミライパーク】

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 山陽学園中学校の3年生で卓球部に所属する面手凛(めんで りん)選手。2022年、中学生の全国大会で優勝するなど、今後、さらなる飛躍が期待される逸材です。面手選手の今後の目標を取材しました。

 岡山市の山陽学園中学校の卓球部に所属する面手凛選手。2022年夏の全国中学校卓球大会では、女子シングルスで岡山県勢として34年ぶりに全国の頂点に立ちました。

(山陽学園中学校/面手凛 選手)
「全中は絶対に優勝したいと思っていて、日本一を獲得して今後につなげていきたいと思っていたので、優勝することができてすごくうれしかったです」

 面手選手の持ち味は粘り強いラリーです。現在は、そこに「力強さ」を加えようと、「ボールの回転数アップ」や「フォアハンドの技術向上」に取り組んでいます。

 物心ついた時にはラケットを握っていたという面手選手。実業団でのプレー経験もある母・裕子さんと、幼いころから自宅の卓球台で練習を続けてきました。

(2017年のインタビュー)
Q.お母さんとの練習はどう?
小学生の頃の面手選手「楽しい」
Q.厳しくない?
小学生の頃の面手選手「いや、厳しい。怒られる」
母・裕子さん「怒ります、けっこう厳しく怒ります」

 裕子さんは山陽学園でコーチを務めていて、今は学校でもお母さんのアドバイスを受けながら練習しています。

(山陽学園中学校/面手凛 選手)
Q.昔のインタビューでは「けっこう厳しい」って言っていたけど今は?
「今もすごく厳しいです。技術とか卓球面だけじゃなくて、生活面とかそういうところでも支えてくれているので、そういうところは感謝しないといけない」

 面手選手は2021年2月、卓球Tリーグの「木下アビエル神奈川」と契約を結び、リーグ戦にも出場。11月に行われたパリオリンピックの代表選考会では、優勝した平野美宇選手とも対戦。中学生ながら国内トップレベルの選手と同じ舞台で戦っています。

(山陽学園中学校/面手凛 選手)
「トップレベルの選手は試合前の雰囲気が引き締まっていて、緊張感を持ってやっている。平野さんとかとやらせてもらうことは、すごくありがたいことだと思っているので、(平野選手から)1ゲーム取ったりだとか、自分の持っていることを全部出して戦えていたのでよかった」

 中学卒業後は山陽学園の高等部に進むという面手選手。同世代のライバル選手の多くが企業チームのバックアップなどを受け卓球に専念するなか、面手選手は学校の部活動を軸にさらなる高みを目指します。

(山陽学園中学校/面手凛 選手)
「将来的にはオリンピックを目指してやっていくんですけど、まずは目の前の一つ一つの大会でタイトルを獲得できるように頑張りたい」

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