学校でのいじめの状況や対策について話し合う協議会が香川県庁で開かれました。
2021年度、香川県の小・中・高校などで確認されたいじめは3538件で、前の年よりも507件増えました。このうち約6割は本人や友人、保護者など教職員以外からの情報で全国平均の2倍近くとなっていて、協議会ではいじめを放っておけない気風がより高まっていると評価しています。
一方、児童・生徒へのアンケート調査による発見は全国平均を大きく下回っていて、アンケートのやり方などに改善の余地があるとしています。
(香川県いじめ問題対策連絡協議会/金綱知征 会長)
「いじめは命にかかわるということです。いじめで亡くなる子どもをゼロにしたいと思っています」