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岡山市の市場で初競り 物価高の影響で1割程度値上がり 今後安くなる見込みの魚も

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 岡山市の中央卸売市場で水産物の初競りが行われました。物価高が続く中、2023年の傾向は。

 岡山市中央卸売市場では午前4時半から水産物の初競りが行われました。活気に包まれる中、タイやタコなど冬の海の幸が次々と競り落とされました。

 2023年は、2022年から続く原油高や円安の影響でタイやブリなどの養殖物を中心に、全体的に1割程度単価が上がっているということです。

 一方で、養殖のブリは今後、生産量が増える見込みで、単価が少し安くなることが期待されています。

(岡山県水/日種一郎 社長)
「きょうからやってやるぞと、1年頑張ろうとそういう気持ちでおります。(去年より)安くなることが分かっている魚種もあります。そういう品物は大量に販売していきたいと思っています」

 また野菜では今後、レタスの値段が上がりそうです。

 2022年の年末に晴れの日が続いたことから冬レタスなどの出荷時期が早まっていて、1月以降は、出荷量の減少が見込まれることが原因です。

(岡山県水/日種一郎 社長)
「(大人数で)会食をするというのはどうしても制限がまだまだかかっていくので、そういう意味では大きな売り上げ増は厳しい。やっぱり皆さんに受け入れられるような形で、われわれも提供していきたいし、そういう提案を増やしていきたいと思っている」

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