15日に京都で行われた「全国都道府県対抗女子駅伝」で、岡山県津山市の中学生ドルーリー朱瑛里選手が17人抜きの圧巻の走りを披露しました。陸上界のニューヒロインとして注目を集めています。
岡山代表の3区を走ったのは、津山市の鶴山中学の3年生ドルーリー朱瑛里選手。38位でたすきを受け取ると、スケールの大きな走りで次々と前のランナーをかわします。
学校の陸上部には女子部員が3人しかおらず、練習メニューも自分で考えているというドルーリー選手。2022年8月に行われた中学の全国大会では、女子1500mで優勝しています。
3kmを走り17人をごぼう抜き、これまでの区間記録を8秒縮める9分2秒の新記録となりました。
(岡山代表 3区で区間新/ドルーリー朱瑛里[鶴山中3年])
「1人でも多く抜いて、岡山県チームに少しでも勢いづけられるような走りができたらなと思っていました。(Q.何人抜いたか覚えてますか?)覚えてないです」
「高校ではインターハイに出場して、いい結果を残すことが目標です」
今回の活躍を受け、ドルーリー選手が通う中学校がある津山市では――。
(ドルーリー選手の活躍に)
「17人抜いたというからびっくりした」
「走りを見て、自分も走ってトレーニングもしようかな」
「すごいとは聞いてたんですけど予想以上に」
(ウエストランド 店長)
「芸能界でもスポーツ界でも、すごい活躍をされているのである意味、岡山に風が吹いているかな」