2022年に岡山県で確認された刑法犯の件数は、20年ぶりに前の年を上回ったことがわかりました。
岡山県警のまとめによりますと、2022年に岡山県警が認知した刑法犯の件数は8007件で、前の年を472件上回りました。
刑法犯の認知件数は2002年から減少傾向が続いていましたが、20年ぶりに前の年を上回りました。
警察は、岡山県では2022年3月上旬から新型コロナによる行動制限がなくなり、コロナ禍で中止されていたイベントが再開するなど、人の流れが回復したことが認知件数の増加につながっているのではと分析しています。
全体の約4分の1にあたる2007件が自転車盗で、盗まれた自転車の4台に3台ほどが無施錠だったということです。
警察は「自転車の鍵を忘れずにかけるなど、基本的な対策から始めてほしい」としています。