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岡山大学に産学連携の拠点施設「共育共創コモンズ」が完成 CLTを活用し建物自体が教材に

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 岡山大学に地域の産学連携の拠点が完成し、報道関係者に公開されました。

 岡山大学の津島キャンパスに完成した施設「共育共創コモンズ」です。

 建築家で岡山大学・特別招聘教授の隈研吾さんが監修した木造2階建ての施設で、木材を縦と横に組み合わせた国産のCLTを約450立法メートル使っています。

 1階には学生らと地元企業が共同で研究できるスペースが設けられています。2階は300人を収容できる講義室で、CLTを使った18mの大きな梁がむき出しになっているなど、木造建築の教材としても活用されます。

 「共育共創コモンズ」は、2021年に岡山大学の学部の再編で建築や土木を学ぶ新たなコースができたことからつくられました。

 CLTを使った建築物の数で日本一を誇る岡山県のシンボルとしても期待が高まります。

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