高松市の新年度の当初予算案がまとまりました。家族の世話などを日常的に行っている子ども「ヤングケアラー」を支援する費用などが盛り込まれています。
高松市の新年度の一般会計当初予算案は、2022年度より51億円多い、約1689億円となりました。
このうち「子育て支援と教育の充実」には、20億円あまりが計上されています。
日常的に家事や親の世話をしているヤングケアラーの負担を軽減するため、ヘルパーを派遣したり、保育所や幼稚園で使用済みの紙おむつを処分したりする費用が含まれています。
この他、ワクチン接種など新型コロナの対策費として約14億6000万円が、また、2023年7月のG7香川・高松都市大臣会合の関連予算約6000万円などが盛り込まれています。
高松市の新年度当初予算案は3月3日から始まる市議会に提案されます。