路面電車を貸し切って運転士を体験ができるスペシャルなイベントです。
(体験の様子)
「出発進行!」
3日、路面電車の運転を体験したのは倉敷市の小学6年生・淺原翔希くん親子です。
(淺原翔希くん)
「2回目です。ブレーキをもう少しゆっくり止めたい」
(翔希くんの母/淺原美代子さん)
「電車大好きです。自分で路線図を書いたりとか」
体験イベントは路面電車を運行している岡山電気軌道がゴールデンウィークに合わせて企画したものです。
1日3組限定というこのイベントには、事前に申し込み抽選で当たった場合のみ参加できます。
5月3日の参加枠は抽選倍率約15倍という狭き門だったそうです。貸し切りイベントは5月4日も行われます。
体験イベントは運転士を教育する指導員が先生で、車庫内の線路約50mを何度も往復します。
(体験の様子)
指導員「お母さんに運転してほしいと要望があったのですが」
お母さん「えー!」
指導員「このままだとお父さんとぶつかってしまうのでブレーキの準備をしますね」
(翔希くんの母/淺原美代子さん)
「こわいこわい こわいです(息子は)すごいなと思います堂々と」
課題のブレーキ操作は――。
(淺原翔希くん)
「止めるときの衝撃が少なくなったなと思いました。楽しかったです」
(岡山電気軌道 運転士 教育担当/陶山賢一さん)
「電車が大好きだなというのがよく伝わった。運転士を目指し頑張ってくれたらありがたい」