大雨が影響した可能性もあるということです。岡山県倉敷市と総社市を結ぶ橋の橋脚が傾くなどし通行止めになっています。
通行止めになっているのは、高梁川に架かる自転車・歩行者専用の「川辺橋」です。
約90年前から倉敷市真備町川辺と総社市清音上中島を結んでいます。
（記者リポート）
「白線を見てもらって分かるように、ぐにゃりと曲がっていて橋も大きく傾いてしまっています」
橋脚が傾き、道路は「く」の字状に。亀裂も入っています。
岡山県備中県民局によりますと8日午前11時前に近所の人の通報で発覚し、午後3時半に通行止めとなりました。
（利用者は―）
「14時半ごろに渡ったんですけど。（Q.その時はまだ渡れた？）渡れはしたんですけど、もうあの状態になってた」
県民局は、7日の大雨が影響した可能性があるとみて原因を調べています。
川辺橋から一番近い高梁川の水位計はピーク時には水防団の待機水位を超える7.6mを記録していました。
（岡山県備中県民局 維持補修課／安井文武 課長）
「調査をこれから入るようにしておりますので、その結果を見てみないとどうなるかというのは、今の時点ではまだ未定としか言えない」
橋は現在も復旧の見通しが立っていません。
県民局は当面の間、近くの「新川辺橋」を通るよう呼び掛けていますが……。
（利用者は―）
「あっちの橋（新川辺橋）は歩くのはちょっと。交通量多いから」
「危ないよな。めっちゃ狭いあそこ」
「直すんだったら早く直してほしいし、だめなんだったら他に早く造ってほしい」
「新川辺橋」は路肩が狭いため、県民局は安全のため誘導員をつけるほか、今後、自転車や歩行者が通るスペースを確保するということです。
（岡山県備中県民局 維持補修課／安井文武 課長）
「スピードを落として走っていただけたらと思います。（誘導員の）指示に従っていただけたらありがたい」
