高梁川に架かる「川辺橋」の橋脚が傾き通行止めになっています。岡山県の伊原木知事は、復旧には数年かかる見通しを示しました。
5月8日から通行止めになっているのは倉敷市と総社市を結ぶ「川辺橋」です。5月7日に大雨が降った後橋脚が傾いた上、道路にも亀裂が入っていて、岡山県は近くに架かる「新川辺橋」を迂回路として通るよう呼び掛けています。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「元通り、歩行者・自転車の皆さんが通れるようになるには、半年、1年ということではなくて、残念ですが数年かかる。それが2年なのか、4年なのか、現時点では分からないというのが率直な現状でございます」
伊原木知事は理由として橋脚の土台の状態が分からず、調査も難航していることを挙げました。
また、橋の撤去について出水期までにしたいとしながらも、実際に撤去できるかどうかは分からないとしています。