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香川有数の観光地・琴平町に隈研吾さんデザインの「旅亭 ことひら」 3年後のオープンに期待の声

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 香川県有数の観光地、琴平町にオープンする新たな旅館の概要が発表されました。3年後のオープンに向けて周辺からは期待の声が上がっています。

(記者リポート)
「こんぴらさんの表参道の登り口の西側、こちらに世界的に有名な隈研吾さんがデザインする新しい旅館が3年後にオープンします」

 新たな旅館は地元で飲食店や不動産開発などを行う「ことひら未来」が建設するもので14日、その概要を発表しました。

 こんぴらさんの参道には昭和天皇も泊まった「虎屋旅館」がありましたが、老朽化のため1981年に閉館しました。

 この跡地に建設されるのが新たな旅館「旅亭 ことひら」です。新国立競技場を手掛けた建築家・隈研吾さんがデザインします。

 約3700平方メートルの敷地に12部屋を備えた客室やレストラン棟などを整備する計画です。

 オープンは2026年春の予定で、整備費用は約7億円です。宿泊料金は1泊2食付きで1人3万円から5万円を想定しています。

(ことひら未来/原健吾 社長)
「他の旅館に聞いたところ高価格帯のお部屋から埋まっていっていると新たに宿泊施設を造ることによって今後の琴平の活性化につなげていきたい」

 15日からの3連休を前にこんぴらさんの参道は、14日も外国人観光客の姿がありました。新たなスポットの誕生に参道の店からは期待の声が聞かれました。

(参道の土産物店)
「新しい施設ができるのはにぎわいにつながるからいいと思います」

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