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台風シーズンに備え 香川県が災害対策本部運営訓練 電力や通信などインフラ関連企業も参加

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 台風シーズンを前に風水害に備えようと香川県が災害対策本部を運営する訓練を行いました。

 訓練は大型で強い台風が香川県を通過した想定です。国や県のほか電力や通信などのインフラ関連の企業から約230人が参加しました。

 訓練では「観音寺市などで川が氾濫し、行方不明者や避難者が多数発生している」とオンラインで報告が入りました。これに対し、池田知事が「住民の安否確認を最優先に行い、県への要望は何でも伝えてほしい」と応じていました。

 本部に隣接する部屋では、県の職員が情報収集にあたり被害状況を聞き取ってホワイトボードに書き込む訓練も行われました。

 香川県危機管理課の青井常治 防災指導監は「今、どこでいつ線状降水帯が発生するかわからないという状況もあるので、何かあっても速やかに各市町と県、そして防災機関が連携して対応できるように訓練を実施している」と話していました。

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