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ブラジル香川県人会の顧問「若い人が交流の中心に」 県議の派遣費用問題に「県人会館利用して」

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 香川県議会議員の海外派遣をめぐり「費用が高すぎる」と市民団体から批判の声が上がっています。そんな中、現地で交流を予定しているブラジル香川県人会の顧問が「もっと若い人が交流の中心になってほしい」と述べました。

 ブラジル香川県人会の顧問、浜岡政晴さん(88)は約20年ぶりの里帰りにあわせ、25日朝、香川県の大山副知事を表敬訪問しました。

 土庄町出身の浜岡さんは25歳のときに農業移民としてブラジルに渡り、南米香川県人会館の改築などに携わってきました。

 香川県議会は、移住者や現地の県人会と友好親善を図るため2023年11月、池田知事に同行し、ブラジルなど3カ国に議員8人を派遣することを賛成多数で決めました。(その後1人が辞退申し出)

 総額約2100万円の派遣費用に批判の声が上がっていて、反対する県議はホテルの部屋のグレードダウンなどによる経費の削減を申し入れています。

 これについて浜岡さんは……。

(ブラジル香川県人会 顧問/浜岡政晴さん)
「県の人だから(ブラジル)県人会館を利用してほしいです。宿泊施設は部屋が45(室)あります」

 香川県は11月にブラジルへ派遣する大学生と大学院生4人を募集していて、浜岡さんはより若い人の交流促進を訴えました。

(ブラジル香川県人会 顧問/浜岡政晴さん)
「若い人を送っていただきたい。若い人の交流っていうのはこれからの卵ですから」

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