心肺停止などで突然倒れた人を救急隊に引き継ぐまでの「一次救命処置」の講習会が29日、高松市で開かれました。日本赤十字社香川県支部の企画で、親子38組が参加し、心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使い方など、救急車が来るまでの応急処置を学びました。
高松市消防局によりますと、救急車が現場に到着するまでにかかった時間は10分42秒(2022年平均)でした。到着までにどれだけ早く救命処置ができるかが、倒れた人の回復に大きな影響を与えるということです。
参加した中学生は「素早く行動することが大切だと思うので、AEDを持ってくる人や救急車を呼ぶ人を早く指示できるようにしたい」と話していました。