香川県では2025年に「いじめゼロ子どもサミット」が開かれます。そのサミットを企画・運営する小中学生が参加するセミナーが開かれ、「いじめぜロ」について考えました。
高松市で開かれたセミナーには、県内の小中学校から約80人の子どもたちが参加しました。
2021年度に行った文部科学省の調査によると、香川県で認知されているいじめの件数は約3500件で、これは1クラスに1件の割合だという現状などについて学びました。
その後、「大人と協力していじめゼロを目指すにはどうすれば良いか」などをディスカッションしました。
(参加した子どもは―)
「(いじめを)なくしたあとに、友だちとそのあと、『いじめられた人』みたいなそういう目で見られて、気まずくなるみたいな(ことがありそう)」
「人を思いやる心、人を助ける心が大切だと思いました」
香川県教育委員会は18日に出た意見を、11月の「いじめゼロ月間」に県内の小中学校へ周知したいとしています。