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半数超が「ゆとりなくなってきた」 百十四経済研究所が香川県民に暮らしアンケート

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 百十四経済研究所が2023年8月から9月にかけて、香川県民を対象に行った暮らしに関するアンケート調査で、半数以上が「1年前よりゆとりがなくなってきた」と回答しました。

 このアンケートには、香川県在住の20歳から69歳までの男女513人が回答しました。

 前年と比べた「暮らし向き」については、51.7%が「ゆとりがなくなってきた」と答えました。2022年より13.5ポイント高く、2010年の調査開始以降、最も高くなりました。
 「ゆとりが出てきた」と答えたのは6.2%(前年比 +0.4)でした。
 「ゆとりがなくなってきた」とした人の割合は、40代が56.4%、50代が55.0%で、30代(49.1%)、20代(44.6%)の若年層よりも高くなりました

 また物価については、1年前と比べて「上がった」と回答した人が89.7%、収入ついては1年前に対して「変わらない」とした人が57.3%でした。

 この1年間の増加した支出項目に関しては、「飲食料品(自宅で料理する食材費など)」とした割合が72.5%と最も高く、次いで「住居費(家賃・光熱費など)」の42.3%でした。
 支出が減少した項目としては、衣料品(21.4%)や預貯金(19.9%)、旅行・レジャー(19.5%)、外食費(19.3%)などがあがりました。

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