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香川県議の海外派遣見直しの陳情 委員会で不採択 「高額」と批判…約3万人分の署名

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 香川県議会議員のブラジルなどへの派遣費用が「高すぎる」として市民団体が見直しを求めた陳情2件について、県議会の委員会は5日、いずれも「不採択」にしました。

 池田知事と県議6人らは移住者や現地の県人会と友好親善を図るため、11月10日からブラジルやアメリカなど3カ国を訪問します。

 これに対し、9月14日、2つの市民団体が「高額な海外派遣をやめること」や「派遣議員を1人に絞ること」などの見直しを求めて議会に陳情。街頭とインターネットで集めた合わせて約3万人分の署名も提出しました。

 その翌日、県と県議会事務局は6月議会で発表していた費用を精査した結果を発表。

 宿泊する部屋のグレードを下げるなどして議員1人当たりの費用は約188万円と3割ほど減りましたが、「批判を受けて減額したわけではない」としています。

 5日に開かれた県議会の総務委員会で陳情2件の採決が行われ、いずれも「不採択」としました。委員会の場で不採択とする理由についての議論はありませんでした。

 陳情は9月定例県議会最終日の6日、本会議で採決が行われます。

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