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高松市議パワハラ疑惑巡り市民団体申し入れ 第三者の意見なく「言動は不適切」との結論は不適切

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 高松市議が市の職員に対してパワハラと思われる言動をしたと、高松市長が議会に対応を求めた問題。その後、議会が「言動は不適切」と結論付けたことに対し、11日、高松市の市民団体が第三者も含めて改めて審査するよう求めました。

 この問題は、7月、高松市議会の茂木邦夫議員が、委員会の場などで市の職員に対し「事実と異なる説明を受けた」「虚偽報告の場合、減給や戒告の処分がある」などと発言、高松市の大西市長は「パワハラと思われる言動があった」と議会に対応を求めていました。

 これに対して議会は、議会運営委員会が茂木議員らからヒアリングをし、8月、「ハラスメントに該当するかは別にして、言動は不適切であった」と結論付け、職員への謝罪を求めました。

 有志でつくる市民団体は、ハラスメントに詳しい専門家や弁護士といった第三者らの意見を聞くことなく結論を出した議会の対応には問題があったと指摘。その上で、公平性が保たれる場で改めて審査することを求めて、申し入れ書と1300人あまりの署名を市と議会に提出しました。

(申し入れをした市民団体メンバー/眞鍋清嗣さん)
「(調査の)やり方っていうのは高松市の汚点であるし、全国の議会に対する悪しき前例というふうなことは強く思っている。きちっとした正式な場で、審査が行ってもらいたい」

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