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現代アートに親しんで…中学生が「対話型」の鑑賞 作品を見て感じたことを言葉に 岡山市

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 現代アートに親しんでもらおうと、岡山市が中学校で「対話型鑑賞」の出前授業を行いました。

 岡山市の妹尾中学校で2年生を対象に開かれました。生徒たちが取り組んだのは「対話型鑑賞」。

 アートを見て気づいたことや感じたことを発言し、それを聞いた別の人が続けて意見を言ったり、その意見を踏まえてもう一度作品を見てみたりする鑑賞方法です。

 生徒たちは岡本太郎が描いた作品を見て率直に思ったことを発言しました。

生徒「タコみたい。吸盤みたいなやつ、緑色のところの白の丸が」
講師「まるでタコの吸盤と同じようになっている。鋭い見方です」

生徒「ギザギザが稲光に見えました」

生徒「タコみたいなやつが強くて、人みたいなのは従わされている」

 この授業は3年に1度、岡山市で開かれる現代アートの祭典「岡山芸術交流」のプレ事業として企画されたものです。次回の2025年に向けて子どもたちに現代アートを身近に感じてもらい、さらに盛り上げようというのが狙いです。

(生徒は―)
「(アートに)興味がわいた。高校生になったらちょっと行ってみようかなと思った」
「いろんな見方で見られて終わりがないなと思いました」

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