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ARで地震や豪雨を疑似体験 小学生が防災学習 香川・坂出市

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 香川県坂出市の小学生がAR=拡張現実の技術を使って地震や豪雨などの災害を疑似体験しました。

 より実感を伴った防災学習を展開しようと坂出市が行った授業です。

 東部小学校の4年生約50人に「防災ARアプリ」が入ったスマートフォンが配られ、グループごとに学校の周辺を歩きました。

 アプリは大阪公立大学が開発したもので、ハザードマップの情報を元に災害時の火災や家屋の倒壊、浸水の様子などを視覚的に体験できます。

 1960年代まで塩田だったエリアでは、地震の揺れで地盤が液体のようになる「液状化」の様子をアプリの中で学びました。

(児童)
「もしも液状化が起こったらこういうことが起こるということが分かりました」

 また別のエリアでは、豪雨の際に水位が児童たちの肩ぐらいまで上がることを確認していました。

(児童)
「あんな所も危ないんだな、実際には(体験)できないことがたくさん(体験)できた」

(坂出市/有福哲二 市長)
「楽しく学んで友だちといろんな情報を共有しながら新しい発見をしてもらったらいいと思う」

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