香川県が全国一の収穫量を誇る「金時にんじん」の収穫が最盛期を迎えています。
坂出市では塩田の跡地を活用して「金時にんじん」を栽培しています。坂出市林田町の香川良太郎さん(35)の畑では、従業員が30cmほどに成長した真っ赤な金時にんじんを次々と収穫していました。
2023年の夏は暑い日が続いたものの、水やりの量を増やすなどしたため、色・サイズともに例年並みの出来だということです。
色が鮮やかな「金時にんじん」は、一般的なニンジンより甘く、おせち料理や香川県の郷土料理「あんもち雑煮」などに使われます。
(記者リポート)
「バターと砂糖で煮詰めたグラッセをいただきます。おいしいです!」
(金時にんじんを栽培する/香川良太郎さん)
「肉質は柔らかくて甘いので、お子さんにも食べやすい食材になっていますので、おせち料理だけでなく、いろいろな料理の野菜として楽しんでもらいたい」
全国の80%のシェアを誇る香川県の金時にんじんの収穫のピークは年明けまで続きます。