武道の名門校として知られる香川県の琴平高校で、「剣道部」と「なぎなた部」による「異種武道大会」が開かれました。
(剣道部/井上康太朗 主将)
「先輩方の伝統をしっかり守っていきたい。3年間必死に頑張ってきたので、最後3年生チーム一丸となって頑張りたい」
(なぎなた部/垣内泉澄 主将)
「お互い全国に行ってるので、種目は違うんですけど勝ちたい。絶対に勝ちます」
全国大会常連の琴平高校の「剣道部」と「なぎなた部」による異種武道大会です。どちらも2023年夏のインターハイに出場するなど、県内屈指の実力を誇ります。
2008年から始まったこの大会、過去の戦績は剣道部の8勝・6敗。全校生徒が見守る中、まさに「負けられない戦い」です。
試合は6人同士の団体戦で行われ、面などに加え、なぎなた特有のすねも有効打となります。
剣道部リードで迎えた大将戦……。
お互いにゆずらない一進一退の攻防は引き分けに……。この結果、剣道部が2023年の異種武道大会勝者となりました。
(剣道部 一本を獲得/新名亮夫 選手)
「初めてなぎなたと試合をして、どのような技で(一本を)取ったらいいかわからなかったので、迷わずに思い切って、打って、一本取りました」
(なぎなた部 琴平高初の男子部員/北川将太朗 選手)
「(剣道部が)想像してたよりスピードが早かったり、打突(剣道・なぎなたの技)が痛かったので、次の打突が出ませんでした。1年生でこの舞台に出れたので、来年、再来年は、1本取って勝てる試合をしていきたい」