四国運輸局が、2023年度上半期における四国の主要観光地での客数をまとめました。香川県では、新型コロナ前と比べると8割程度の回復に留まっていますが、2022年度の同じ時期より1割ほど回復しました。
まとめによると、2023年度上半期の客数は香川県では234万人で前年度同期比13.1%増でした。2022年度の同じ時期を上回った理由について、四国運輸局は、新型コロナの位置付けが5類に移行したことや、海外からの直行便が再開したことなどを挙げています。
香川県で増加率が最も高かったのは、直島町の地中美術館で前年度比47.4%増でした。増加率は四国で3番目でした。
また、入り込み数が最も多かったのは、丸亀市のニューレオマワールドで46万人でした。四国では、愛媛県松山市の松山城ロープウェイ・リフトの62万人に次いで2番目でした。