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「はだか祭り」西大寺会陽 4年ぶりに宝木の争奪戦が復活 海外メディア「クレイジーかもしれない」 岡山市

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 「はだか祭り」として知られる西大寺会陽が17日に岡山市の西大寺観音院で開かれました。今年は4年ぶりに宝木の争奪戦が復活しました。

(記者リポート 17日)
「会陽会場の西大寺観音院です。締め込み姿の男たちが続々と入ってきていて、会場は熱気に包まれています」

 毎年この時期に開かれる西大寺会陽は、福を呼ぶと言われる宝木(しんぎ)を男たちが奪い合う祭りで、日本三大奇祭の一つと言われてます。

 2024年は新型コロナの影響で見送られていた宝木の争奪戦が4年ぶりに復活し、従来の形で祭りが行われました。

(締め込み姿の人は―)
「気持ちいいです!」

(訪れた人は―)
「活気があっていいなと思います。久しぶりに」
「熱いですね。久しぶりに来られてよかった。子どもたちも楽しんでいる」

 会場には海外メディアの姿も…。主催者によると、ドイツやシンガポールなど4カ国のメディアが取材に訪れたということです。

(ドイツの制作会社)
「クレイジーかもしれない。ふんどしだけ着てよく頑張るし。それはもちろん素晴らしいと思う」

 午後9時すぎになると、9000人の男たちが本堂に集まり、その時を待ちます。そして午後10時、照明が一斉に消され1対の宝木が投下されると……。

 男たちが福を求めて競り合いました。宝木には、強いお香の匂いが染み込ませてあり、その匂いを頼りに争奪戦が繰り広げられます。

 激しい奪い合いの結果、2024年は、岡山市の井上翔太さん(26)のグループと、野﨑剛志さん(34)のグループが福を手にしました。

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