香川県が全国3位の出荷量を誇る「なばな」。その収穫が最盛期を迎えています。
丸亀市の長尾好高さんは、約29アールの畑で「なばな」を栽培しています。
独特のほろ苦さがある「なばな」は、ビタミンやミネラルを豊富に含み、おひたしや寿司の具などに多く用いられます。春の訪れを感じさせる野菜として、ひな祭りの時期に最も需要が高まるということです。
長尾さんの畑では、2024年は例年より品質が良く出荷量も多いということです。
(記者リポート)
「噛んでいるうちにほのかな苦みが出てくるんですけれども、なばな自体にとても甘味を感じて、すごく食べやすくておいしいです」
香川県では複数の品種の「なばな」を栽培しているため、11月から4月上旬までの長い期間収穫することができます。
(生産者/長尾好高さん)
「品種によってだいぶ苦みの強さが違うんで、全然苦くなくて甘い感じのもありますし、3月が最盛期なんですけど、もっと長く日々毎日食べていただけたらありがたいです」