新型コロナ禍で閉館した香川県東かがわ市のホテルが、アウトドアなどを楽しめるホテルとして3月に生まれ変わります。コンセプトは「滞在型アウトドア」です。
3月1日、東かがわ市三本松にオープンする「CRAFT HOTEL 瀬戸内」。この場所は、かつて「三本松ロイヤルホテル」として営業していましたが、新型コロナなどの影響で2020年6月に閉館しました。
その後、全国でグランピング施設を運営する「ダイブ」が改装し、「CRAFT HOTEL 瀬戸内」に生まれ変わりました。
2階から5階が客室となっていて、シングル、ダブル、ツインなど5種類、35部屋があります。
また、1階のカウンターにはカフェ・バーがあります。
このホテルのコンセプトは「滞在型アウトドア」。ここには、「ホテルで一日中楽しんでほしい」という思いが込められています。
芝生が広がる中庭の中央には、プールが設置されています。プールに浮かべるトレイを借りてドリンクなどを乗せれば、リゾート気分が味わえます。
そしてプールの奥には三角形の屋根が特徴的な建物が……。ここは、元々チャペルだった建物をリノベーションした「チャペルサウナ」です。男女兼用となっていて、水着やシャツなどを着たまま利用できます。
約40平方メートルと広めのサウナには、ロウリュ用のアロマも用意されています! このサウナも、プールも、宿泊客であれば無料で利用することができます。
また中庭では、たき火もできます! まきの設置や火起こしなど、全てスタッフに任せられるので、アウトドア初心者でも気軽に楽しむことができます。
そして夕食には、ダッチオーブンで蒸し焼きにした骨付鳥や野菜のほか、パンやサラダなどが付いたディナーをいただけます。(香川県ご当地グルメ『骨付鳥』とゴロゴロ野菜のダッチオーブンディナー[1人 3300円~])
(荻津尚輝リポート)
「ジューシーなのとこしょうなどのスパイシーさがたまらないですね! ダッチオーブンで骨付鳥がいただける、手軽にアウトドアを楽しめる点もいいですね」
宿泊プランの中には1人あたり1万円を下回るものもあります。人気が高いアウトドアを「簡単」に、そして「手頃に」で楽しんでもらうのが狙いです。
(ダイブ[ホテルを運営]/増田勇人さん)
「海外に行けない、もっと手軽に非日常感を味わいたいという時に、1泊2日でご利用いただきたい。お客さまには、アウトドアのわずらわしい部分を全てスタッフが対応することで、アウトドアの良さを感じていただければと思います」