家事や家族の世話を日常的にしている子ども「ヤングケアラー」について学ぶ授業が高松市の中学校で開かれ、ゲストにお笑いコンビ「カミナリ」が登場しました!
19日、高松市の大手前高松中学校へやってきたお笑いコンビ「カミナリ」! 生徒の前で漫才を披露しました。
「カミナリ」の2人がパーソナリティを務めるラジオ番組「ミッドナイト・ダイバーシティー」は、こども家庭庁と一緒に「ヤングケアラー」への理解を深めてもらおうと各地で出張講座をしています。
講座には、元ヤングケアラーの高岡里衣さんが登壇。高岡さんは、小学4年生の頃に母親が指定難病になり、約24年にわたってケアや家事をしていたそうです。
(高岡里衣さん)
「色んなこと感じている余裕も無かった。しんどいことを気軽に言える社会になっていけたらいいなと思うので、ヤングケアラーっていう言葉が広まることも、その一助になるのかなと思っています」
生徒はカミナリの2人と一緒に学んでいました。
(生徒はー)
「ヤングケアラーの方はやりたいことっていうのをもっとできるように、僕たちがサポートできることっていうのはあるんじゃないかなと思いました」
「私がいることで安心できたり、この子といたら家庭のことも忘れて、すごく楽しく遊べるなっていう存在になれればいいなと思いました」
(カミナリ/石田たくみさん)
「人付き合いってヤングケアラーの人に対しても、そうでない方に対しても大事なことってことだよね」
(カミナリ/竹内まなぶさん)
「バックボーン考えて人付き合いするって大事だなって思いましたね」
講座の一部は、3月30日と4月20日にFM香川の「ミッドナイト・ダイバーシティー」で放送予定です。