JR四国がグループの新年度の事業計画を発表しました。「正念場の年」と位置付け、鉄道以外の事業でも収益の拡大を目指す方針です。
(JR四国/西牧世博 社長)
「目標達成に向けた正念場の年、次の飛躍につなげる年度と位置付けております」
JR四国は中期経営計画2025の目標達成に向けた新年度の事業計画を策定しました。
重点項目としては鉄道事業の収益の維持・拡大を目指すほか、駅の無人化やデジタル化など業務の見直しを進めるとしています。
また「非鉄道事業における最大限の収益拡大」を掲げていて、3月22日に開業したJR高松駅の駅ビル「高松オルネ」の集客に向けた取り組みを推し進めます。
高松オルネには開業から3日間で約12万人が訪れたということです。
(JR四国/西牧世博 社長)
「少し計画を上回る数字で順調に推移しておりまして、スタートとしては上々のスタートを切れた」
駅ビルの収益拡大や鉄道・ホテル事業の回復を見込んで、新年度の営業収益は、前年度より36億円高い532億円を目標にしています。