会員制量販店・コストコの誘致を軸に赤磐市が進めている新拠点整備事業についてです。これまでの取材で、開発を担う会社が「コストコの誘致は難しい」という見解を示している中、赤磐市の執行部が市議会で開発状況を説明しました。
赤磐市は、河本・岩田地区の約28haについて新たな都市拠点の開発を進めています。このうち約17haの民間用地では、岡山市の不動産会社がコストコの誘致を軸に開発を進めていました。
誘致には、前の市長が「トップセールス」として関わっていて、現在の前田市長も誘致に前向きな姿勢を示しています。
開発を担う会社の取締役は18日のKSBの取材に対してコストコの誘致について「難しい」と判断し、代わりにショッピングモールを建設する計画を進めていることを明らかにしています。
この事業の進捗状況について、赤磐市の執行部が説明するための市議会の全員協議会が20日、開かれました。
(赤磐市議会/佐藤武文 議長)
「会議を非公開とさせていただきたい」
議会は執行部側からの要望を受けて賛成多数で非公開としました。
出席した複数の議員によると、赤磐市の執行部からは、「開発を担う会社からホームセンターを核とした大型複合施設の開発手続きを進めていると聞いている」とした上で、「コストコとの交渉が決裂したわけではない」という市側の見解が示されたということです。
(赤磐市/前田正之 市長)
「特定の企業だけということではなく、賑わいを生み出すものを誘致したい。具体的な店舗であるとか、企業名については私の方からきょう皆さま方へお伝えすることはできません」
また前田市長は、開発区域の条件に合致すればコストコ以外の出店もあり得るという認識を示しています。