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16歳で両足切断…車椅子のインフルエンサーがユニバーサルデザインについて講演「もっとフランクに知れる機会を」 高松市

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 事故で両足を切断し、現在、モデルやインフルエンサーとして活躍する女性が高松市で講演しました。

 講演したのは、葦原 海さん(26)です。

 葦原さんは、16歳の時に交通事故で両足を切断。現在は、車椅子で旅行する姿など日々の体験をYouTubeなどで発信していて、SNSの総フォロワー数は70万人以上です。

(モデル・インフルエンサー/葦原 海さん)
「これって何でもっと健常者のころに知れなかったんだろうって思った時に、もっとフランクに知れる機会を作りたいって思って……」

 この講演会は、年齢や障害の有無などにかかわらず多くの人が利用できる「ユニバーサルデザイン」について知ってもらおうと、高松青年会議所が開いたものです。

(モデル・インフルエンサー/葦原 海さん)
「この人はどうしたらいいのかなとか、目の前にいる人との接し方を他の人のことを考えるのと同じで、別に障害の有無は関係ない」

 葦原さんはイタリアを訪れたときに、階段に付いていた車椅子用の昇降機が自分で操作するもので、誰かに操作してもらうことが多い日本との違いを感じたことなどを話しました。

(車椅子の参加者)
「階段であればスロープを付けるとか、簡単な思い付きで、障害者が一人でも外に出られて、誰の助けも受けることなく、障害者自身の行動でまかなえる所があると思うので、そういったところは今後、日本も進んでいったらいいな」

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