岡山・香川の注目グルメを紹介する「ほっとマルシェ」。今回は、連休で疲れた体をクールダウンする「冷たいグルメ」をお届けします!
本格的な盛岡冷麺
岡山からは、暑くなるとなんだか恋しくなる「冷麺」を紹介します。
倉敷市の「焼肉ピリコ」は、本格的な盛岡冷麺が食べられるお店です。
(焼肉ピリコ/内藤寛 オーナー)
「(盛岡冷麺は)麺はちょっと太めなんです。あとはスープがピリ辛なのが特徴だと思います。冷麺食べてほしいがために焼肉してるようなところがあるんで、一年中召し上がってください」
自慢の「ピリ辛冷麺」(900円)です。辛さは4段階あるので好みの辛さで注文してください。
おいしさの秘密はコシと弾力が特徴の自家製麺です。
(焼肉ピリコ/内藤寛 オーナー)
「でんぷんと小麦粉を混ぜて圧縮したら、食感がギュッと変わるような感じですね」
そして、湯がいた乳白色の麺を水で洗うと、半透明のツルツル、もちもち麺に変わります。
鶏がらベースのピリ辛スープがもちもち麺によく絡み、あっさりツルツルといただけます。
そして、もう一つおすすめの冷麺があるんです……。
(焼肉ピリコ/内藤寛 オーナー)
「豆乳がベースのスープの冷麺なんですけど、(完成まで)一年ぐらいはかかりましたね」
辛い冷麺が苦手な人のためにオーナーが考えた「豆乳冷麺」(900円)です。
麺は同じですが、味を整えた豆乳スープにチーズとショウガをプラスしています。チーズのコクとショウガの爽やかさが受けてリピーターが続出なんだそうです。
暑くなるこの時期、こだわりの冷麺を味わってみてはいかがですか。
涼しげなスイーツ
続いては、見るからに涼しげなスイーツです。
透明なスイーツを販売しているのは、和菓子と洋菓子を扱う香川県観音寺市の「菓子処 坂口屋」です。
「水わらび」(300円)という名前の商品です。
(菓子処 坂口屋/藤村正宏 社長)
「水を食べる感覚のお菓子を作りたくて、食べた瞬間にさらっと口の中で溶けていくような感覚にしております」
涼しげな見た目に加えてこのプルプル感も人気なんです。
しかし、実はこの「水わらび」、全く味がないんです。なので、食べるときは、まず黒蜜をたっぷりとかけ……さらにきな粉を振りかけます。
「水わらび」のプルプル感の秘密は材料にあります!
(菓子処 坂口屋/藤村正宏 社長)
「実はわらび粉は入っておりませんで、商品自体はゼリーになっております」
これからの季節にピッタリの商品ですよ。
こちらのお店には、もう一つ人気商品があります。それが、「生どら」(1個 250~350円)という名前のお菓子です。
イタリアのスイーツ「マリトッツォ」に似てますが、実は「どら焼き」の生地に生クリームなどを挟んだものです。中にはあんこも入っていて、「和風」のスイーツなんですよ。
(菓子処 坂口屋/藤村正宏 社長)
「うちの店では人気ナンバーワンで、たくさんお買い求めいただいております」
和菓子とも洋菓子とも言えない不思議なスイーツ。一度試してみては?