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生理用ナプキンで子宮頸がんワクチンを啓発 岡山大学

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 岡山大学保健管理センターは、大学構内の女性用トイレに、HPV(子宮頸がん)ワクチンのキャッチアップ接種を呼び掛けるシールを貼った生理用ナプキンを設置して、啓発を行っています。

 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは小学6年から高校1年相当までが定期接種の対象年齢です。しかし厚生労働省が積極的勧奨を取りやめていた時期があり、1997年4月2日~2008年4月1日生まれの人の中に接種できていない人がいるということです。このため、国は2022年から無料の「キャッチアップ接種」を行っていますが、2025年3月末で終了する予定です。

 岡山大学保健管理センターの岡香織保健師によりますと、海外ではワクチン接種率が高くなると、子宮頸がんの発症率が下がる傾向が確認されており、日本でも接種率を上げる必要があるということです。

 啓発シールを貼った生理用ナプキンを5000個用意し、6月上旬から大学構内の一般教育棟、附属図書館、福利施設、保健管理センターのトイレに置いています。QRコードを読み込むとワクチン接種に関する詳細情報にアクセスできます。

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