チーム対抗で得点を競いながら観光スポットを巡るイベントが丸亀市の本島で初めて開かれます。
丸亀港から船で約30分。塩飽諸島の本島です。
(野口真菜リポート)
「今月開かれるイベント、しまあるきミッケ。自然豊かな本島歩きながら島の人との交流などを楽しめます」
「しまあるきミッケ」は家族や友達とチームを組み、地図を片手に島に用意されたチェックポイントを回ります。そこで写真を撮ったりグルメを食べたりすることでポイントがもらえます。
スタートから3時間半以内に獲得したポイント競い、上位のチームには商品券が用意されています。
(しまあるきミッケ実行委員会/藤井美香さん)
「ぜひ島の人とコミュニケーションを取りながら回っていただけたら、もう何倍も楽しくなるんじゃないかなと思っています」
「しまあるきミッケ」を主催する藤井さんが訪れたのは、江戸時代からの伝統的な建物が並ぶ笠島地区です。
(古民家民宿やかた船 女将/高島八重美さん)
「1805年の建物で、築219年になります。全くもって新しい方ですから楽しみにしています」
この民宿は50カ所以上あるチェックポイントの1つで参加者にコーヒーなどを振る舞う予定です。
(連合自治会長/冨木田 誠さん)
「今までがな、ほとんど島民、島の方だけで運営していたんで、どうしてもできることに限りがあります」
本島には35年以上続いたマラソンイベントがありましたが、新型コロナの影響で2019年を最後に途絶えてしまいました。
藤井さんはこの先も多くの人に島の魅力を感じてほしいと、高松市や坂出市で街歩きイベントを開いている企業と協力し「しまあるきミッケ」を企画しました。
(しまあるきミッケ実行委員会/藤井美香さん)
「今までって、島の中の島の人たちがボランティアで何百人も出ないとできないイベントだったのを、今回島外の私たちが、少ない人数で、携帯のアプリとかを使ってやることで、イベントが存続できる形のテストがこれでできるんじゃないかなと思ってます」
イベント当日は島の人たちとの交流のほか島の名物や歴史、グルメも楽しめます。
(連合自治会長/冨木田 誠さん)
「イベントする前に本当に非常に足運んでいただいて、いろんな地区との方とお話をしていくのを本当に大事にされてる方たちがこうイベントしてるんで、非常にうまくいくんじゃないかなと思っています」
「しまあるきミッケ」は7月27日と28日に開かれ、募集定員は100チームです。(※定員になり次第終了)