パリオリンピックが盛り上がる中、こちらも熱い戦いでした。夏の甲子園、岡山代表の岡山学芸館は10日の初戦で完封勝利! 背番号1が素晴らしいピッチングを見せました。
(記者リポート)
「夏の甲子園初戦を迎えた岡山学芸館、アルプスには約3000人の応援団が駆け付け、選手らを後押しします!」
アルプススタンドには野球部員や保護者に加え、全日本吹奏楽コンクールで6大会連続金賞の吹奏楽部も駆け付けました!
5年ぶりの聖地。相手は愛媛代表の聖カタリナです。学芸館はエースナンバーを背負う3年・沖田幸大に先発のマウンドを託します。
(沖田投手の父/亨さん)
「この大舞台とこの大歓声でできることに本当に感謝している。いつも通り、打たせて取るピッチングをしてくれたら」
沖田は岡山大会で22イニングを投げて無四球と、抜群のコントロールが持ち味。この日は4回にこの夏初めてのフォアボールを与えたものの、5回までに打たれたヒットは1本。3者連続三振を含む7奪三振で、ほぼ完璧なピッチングを見せます。
その沖田を援護したい学芸館は5回。1アウト満塁のチャンスを作り、打席には2番の髙安。低めの変化球をうまくすくい上げてセンターへの犠牲フライ。学芸館が貴重な先制点を奪います。
1点差で迎えた8回。沖田は2アウト1塁3塁のピンチを迎えますが、このピンチを切り抜け、渾身のガッツポーズ!アルプスもこの日一番の盛り上がりをみせます。
9回は、沖田と2枚看板の丹羽が気迫のこもった投球で相手打線を0点に抑え、学芸館が初戦を突破しました。【岡山学芸館 1‐0 聖カタリナ(愛媛)】
(沖田投手の父/亨さん)
「皆さんに感謝です。よく投げた! 100点満点です」
(岡山学芸館/沖田幸大 投手[3年])
「勝つことができてほっとしている(Q.8回のピンチの場面は?)あそこは気合で乗り切りました。気持ちが出ました。2回戦も学芸館野球ができるようにやっていきたい」