ニュース

特集

体が硬い人でもできる?冬におすすめのポーズは? ヨガにまつわる疑問【みんなのハテナ】

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 みなさんから寄せられた疑問に答える「みんなのハテナ」です。
 だんだんと寒くなってきました。そこで、今回のテーマは「ヨガ」。ヨガで体を動かして、内側から温めましょう。

 ヨガ歴17年。高松市のコミュニティセンターなどで教室を開く「まこ先生」こと、真琴さんに伺います。

ヨガって何をするの?(善通寺市 チワワ 27歳)

(真琴さん)
「ヨガって広い意味で、『めいそう』と『呼吸』と『ポーズ』の3つの柱から成り立っているといわれています」

 ヨガで特に大事なのが呼吸だそうで……

(真琴さん)
「現代人はストレスによって、呼吸が普段浅くなっているといわれているんです。ヨガのときは深い呼吸の繰り返しによって、内臓とか横隔膜が動いて、内臓のマッサージになるといわれているんです」
(山下佳乃アナ)
「なるほど、マッサージ」

 では早速実践!

体が硬い人でもできるポーズが知りたい(総社市 ななさん 53歳)

(真琴さん)
「体が硬いけどできますかって心配になられる方がいるんですけど、お年寄りの方でも、男性でも、女性でも、子どもでもできるのがヨガなんで。一番おすすめなのは簡単な猫のポーズ」
(山下佳乃アナ)
「聞いたことあります」

 猫のポーズ。まずは、両手と両ひざを床につけます。

(真琴さん)
「肩の下に手のひらがくる、腰の下にひざがくる、幅も肩幅に開いて、足も腰幅に開く。反り腰になったり猫背になったりせず、真っすぐの頑丈なテーブルに自分がなりきってください。そこから、息を吸ってはきながら、おへそを覗き込むように、背中を丸めていきます。猫みたいにね。フーっと肺の空気を全部はききってから、今度は吸うタイミグで、吸いながら頭を上まで反らせて、腰も反らせる。猫が伸びをするようなイメージで、上に向くっていうよりは、前にあご先を伸ばすような感じ。インドでは鼻から吸って鼻からはくんですけど、初心者は最初、鼻から吸って口から細い糸をはくように出した方がやりやすい場合があるんで、好きな方でやってみてください」

 呼吸を意識しながら、背中を丸めて、伸ばす動作を5セットほど繰り返します。

(山下佳乃アナ)
「本当に肩回りと背中までがほぐれた感覚と、体の見え方でいうと、硬い人はこうなってる(下を向いている)のが、この動きをすることによって、少しシャキーンと」

いすに座った状態でできるヨガはある?(笠岡市 みっちょん 66歳)

(真琴さん)
「まかせてください。今デスクワークの方が多いんで、首の後ろとか広背筋とかのポーズをやりたいと思います。いすに浅めに座ってもらって、手を後ろで組んでもらいます。下に引っ張って胸を開く感じ。それでもっといける方は、いすの背もたれの上にのせてもらって、できる人はあご先を前に出す。そしてヨガの呼吸。鼻から吸って全部肺まで届いたら、自分のタイミングで、口から細い糸をはくように」

 腕を伸ばす動作に、ヨガの呼吸を合わせた、先生オリジナルのポーズ。首や肩甲骨のあたりにアプローチするものだそうです。

(山下佳乃アナ)
「肩回りが全方向伸びきった感じがします。」

(真琴さん)
「緊張と緩和。収縮をしてやることによって、ポンプの役割になって、これを繰り返すことによって、血流が良くなるといわれています」

冬におすすめのポーズはありますか?(山下佳乃アナウンサー)

 そして山下アナからハテナをひとつ、というのも……

(山下佳乃アナ)
「ここまで数あるポーズの中でも、数種類しかしてないんですけど、体がポカポカしてきたような感覚があります。これから本格的に冬を迎えて寒くなってくるじゃないですか? よりポカポカ感じられるようなポーズってあるんですか?」

(真琴さん)
「それはやっぱり背中とか太ももとかの大きな筋肉がある部位をアプローチすることによって、芯から温まる。これはぜひやってもらいたいポーズがあります。それが船のポーズっていうのからやりたいんですけど、船のように座ってひざを立ててもらって、両足を横から持ってもらうんです。それで上までやってもらうんですけど、V字までいってもらってもいいんですけど」

(山下佳乃アナ)
「あっ、でもこれは……呼吸が全然……」
(真琴さん)
「呼吸ができないんだったら、呼吸優先で」

 ちょっと難易度が高いということで、初心者におすすめのタオルを使ったやり方を試しました。

(真琴さん)
「それでも腹筋きてるでしょ?」
(山下佳乃アナ)
「きますね!」
(真琴さん)
「これでもいいので、呼吸ができやすいところで、やってもらうと。」
(山下佳乃アナ)
「これは、ひざは曲げていいんですか?」
(真琴さん)
「曲げてもいいし、伸ばしてもいいけど、強度が上がるんですね。呼吸が繰り返しできるなというところで、鼻から吸って、口から細い糸をはくように」

 これが見ため以上にきつくて、腹筋、背中、太ももにしっかり利いているんですよ。まさに全身運動、ポカポカです。

(真琴さん)
「だけど複雑ではないから、誰でもできるし、ひざが痛い人でも、腰が痛い人でも、そんなに負担ではないというところがポイントなんですね。」

 ラストは決まりのポーズがあるそうで……

 その名も「シャヴァーサナ」。しかばねのポーズと呼ばれるもので、仰向けになり、全身の力を抜いて深い呼吸を繰り返します。

 「すべてのヨガポーズがこのポーズのためにある」と、いわれるほどなんだそうです。

(真琴さん)
「ちょっとでもね、ヨガを知ってもらって、深い呼吸を繰り返すことによって、なんでもいいから、手を上げてるだけでもヨガなんですよね。みなさんも、ぜひ簡単なポーズから始めてください。ナマステ。ありがとうございました」
(山下佳乃アナ)
「ナマステになっちゃった!」

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース