食料品の価格が上がり続ける中で、コメの価格が下がってきています。高騰していたコメ、なぜ今下がっているのでしょうか。
(柳下遥リポート)
「高松市内のスーパーでは、コメが5kg・4000円台前半で売られていて、中でもブレンド米は3000円台前半で販売されています」
高松市にある食品スーパー新鮮市場きむらです。店頭では4月からコメの価格が段階的に下がってきているといいます。
2025年から高騰していた私たちの主食の一つ「コメ」の価格。では、どれぐらい下がっているのでしょうか。
実際に農林水産省が発表した全国のスーパーでのコメの平均販売価格によると、2026年2月から下落傾向にあります。
5月10日までの1週間の平均価格は3742円と、2026年に入って最も高かった2026年1月18日までの1週間の平均価格と比べると約500円ほど下がりました。
(お客さん)
「少し下がっているんじゃないですか」
「5%くらい(下がった)、助かります」
「下がった。(Q.どのくらい下がった?)1000円くらい。だいぶ助かりますよね、お米が一番上がっていると思うから」
農林水産政策を研究しているニッセイ基礎研究所の小前田さんは、価格が下がっている現状について、「卸業者の間などでコメの在庫が余っていて、供給量が需要量を上回っているため価格が下がっているのでは」と分析しています。
何円まで値下がりする?
農林水産省が発表した、全国のスーパーでのコメの平均販売価格によると、2025年の年末から2026年のはじめにかけて5kg・4416円と過去最高値を更新するなどし、価格は高騰していました。
その後、3月に入って4000円を切り始め、直近の平均販売価格は3742円でした。
この価格は今後どうなるのでしょうか。
農林水産政策を研究している小前田さんは今後も供給量が需要量を上回るとみていて、今後も価格はさらに下がるとしています。
6月末にかけて、3500円程度まで徐々に低下し、さらに新米シーズンを迎える9月頃には今、販売している2025年産のコメは3000円前後まで値下がりする可能性もあると分析しています。