刑事裁判に市民が参加する「裁判員裁判」について高松地方裁判所で意見交換会が開かれました。
高松地裁で裁判員を経験した男女5人が裁判官、検察官、弁護士と意見を交わしました。
5人とも「参加してよかった」と述べ、多くが「裁判官のサポートのもと、率直に意見を出し合えた」と述べました。
30代の女性は、「感情に流されず、被告人がしたことを俯瞰して見るよう心掛けた」と振り返りました。20代の女性は「被告人の人生について考える場でもあると思った」と語りました。
高松地裁では2009年の制度開始以降2024年11月末までに153件の裁判員裁判があり、約1200人が裁判員や補充裁判員を経験しました。