JR四国が2024年4月から12月までの第3四半期の連結決算を発表しました。
JR四国によりますと、2024年4月から2024年12月までのグループ全体の営業収益は406億円でした。前年度よりも21億円ほど増え、2020年度以降では最も多くなっています。
新型コロナの5類移行を機に移動需要が回復したことで本業の輸送に加え、グループ内の飲食や物販、ホテルなどでの営業収益が増えたことが主な要因です。
営業損益は75億円の赤字で赤字幅は前の年度よりも1億円増えました。
2024年3月に開業した駅ビル「高松オルネ」の減価償却費が増えたことなどが原因です。
JR四国は引き続き鉄道事業での収入に加え、その他の事業でも収益を確保することに努めたいとしています。