国は2023年10月時点の住宅の耐震化率を発表しました。香川県の耐震化率は86%で、全国平均(90%)を4ポイント下回りました。
国土交通省が5年ごとに全国で抽出調査を行っているもので、香川県は2018年の調査時より4ポイント増えました。
全国平均を下回った要因について、県の住宅課は「都市部は建物の循環が早く耐震化率が高くなる傾向にある。一方、地方は耐震基準を満たしていない古い建物が改修されず残っている可能性がある」としています。
県は、耐震基準を満たしていない住宅の所有者に対して、引き続き戸別訪問や補助金の説明を行い、改修工事などを促したいとしています。