トランプ大統領がアメリカ第一の関税政策を推し進め、世界に波紋が広がっています。日本への影響を考える講演会が高松市で開かれました。
日本貿易振興機構、ジェトロ香川が開いたもので、アメリカや中国でビジネスをしている企業の担当者ら約60人が参加しました。
講演したのは、ジェトロ調査部の伊藤実佐子さんです。
アメリカのトランプ政権は、日本を含む全ての貿易相手国に対して鉄鋼やアルミニウム製品に25%の関税を課す措置を発動しました。
(ジェトロ調査部/伊藤実佐子さん)
「このトランプ政権の4年間を耐えれば自由貿易が戻ってくるのではないかという企業もあるが、この流れをみると保護主義的な傾向はアメリカで大転換することはこの先もないだろう」
香川貿易情報センターの水田賢治所長はアメリカと中国の関係や日系企業の動向について話しました。