AIに相談しながら食材を購入することができる買い物サービスの試験運用が、香川県の坂出市と宇多津町で始まりました。
(記者)
「こちらが買い物サービスのアプリです。実際に使ってみます。きょうは娘の2歳の誕生日です。何かいいメニューはないですか」
(AI)
「お誕生日おめでとうございます。例えば以下のようなメニューはいかがでしょうか」
(記者)
「オムライスいいですね! 食材を教えてください」
(AI)
「オムライスを作るには以下の食材が必要です」
(記者)
「鶏もも肉と玉ねぎたまごをください」
坂出市と香川県宇多津町でケーブルテレビを運営するKBNや東京のIT企業、GMOメイクショップなどが開発した買い物サービス「こんにち商店」です。
13日、試験運用が始まり各社の代表らが会見を開きました。
「こんにち商店」は買い物に不便を感じる高齢者に向けて開発されました。利用者が注文すると「JA香川県」と「コープかがわ」が商品を準備し、配送業者が自宅まで届けます。
鮮度が問われる葉物野菜なども扱っています。
サービスを利用するには商品代とは別に1カ月2750円の基本料金がかかります。
(JA香川県/村川進 理事長)
「新鮮、安心安全なお野菜等を中心に提供できるのが大きなメリット」
(KBN/北村昌士 社長)
「会話をして買い物以外も楽しんでいただけるサービスを付加できれば」
「こんにち商店」は2025年8月に本格運用の予定です。