ニュース

空き家の活用・処分促進へ 名古屋市のDXプラットフォーム会社と連携協定 岡山・鏡野町

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 岡山県鏡野町は21日、解体工事一括見積サービスのクラッソーネ(名古屋市)と空き家除却推進に係る連携協定を締結しました。
 協定では、クラッソーネがウェブで運用する「鏡野町版すまいの終活ナビ」を町民らに利用してもらい、空き家の解体費用や解体後の土地売却査定の相場を確認したりして、将来、空き家をどう活用・処分していくかきっかけを提供します。
 また、解体工事の相場がわかる「鏡野町版 解体費用シミュレーター」や、納税通知書の明細を元に試算できる「鏡野町版 固定資産税シミュレーター」、スマートフォンで近隣の空き家を通報する「お困り空き家の連絡フォーム」などを提供します。
そのほか、解体工事の進め方などを解説するリーフレットを提供したり、セミナーや市民相談など啓発活動を行ったりします。

 鏡野町は2020年に空き家等対策計画を策定し、空き家を活用して移住者の増加などにつなげようと取り組んでいますが、2018年から2024年までに空き家が181件増えて1061件になり、「6軒に1軒が空き家」という状態だということです。

 鏡野町では、これ以上空き家を増やさないために民間のノウハウを導入したと話しており、山崎親男町長は「空き家の所有者だけでなく、将来所有する可能性がある方にも利用してもらい、活用の促進や除却の推進につながることを期待しています」とコメントしています。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース