春の全国交通安全運動に合わせ、3月に開通した香川県坂出市の五色台トンネル付近で9日、警察が速度違反などの取り締まりを行いました。
3月27日の五色台トンネルの開通によって県道高松・坂出線の交通量が増えることが予想されるため、高松北警察署と坂出警察署が合同で行ったものです。
トンネルの出口付近では速度違反の取り締まりを行いました。カーブが多いことに加えてトンネルの出口ということもあり、取り締まりには小型で場所を取らない「可搬式オービス」を使用しました。
このほか運転中の携帯電話の使用やシートベルトの取り締まりも行われました。
警察によりますと、五色台トンネルの前後約7kmでは2024年までの10年間で4件の死亡事故が起きているということです。
(坂出警察署/齋藤 亮 交通課長)
「信号がないとか、単調な道はやはり運転に対する集中力が欠けて、その結果速度が出てしまう。前方だけでなくメーター機器の確認を合わせてしていただきたい」